お知らせ/コラム

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車検の点検ではタイヤの状態も重要?

車検の点検では、タイヤの状態は非常に重要な項目のひとつとなっています。

タイヤは車の走行、操縦、停止において重要な役割を果たしているため、安全な走行を確保するためにはタイヤの点検は欠かせません。タイヤの状態が悪いと運転中にトラブルが発生する可能性が高く、最悪の場合、事故に繋がることもあります。

車検時に確認されるタイヤの状態は、タイヤの溝の深さです。

タイヤの溝は、雨天時に水を排出し、路面とのグリップを保つためのものです。溝が浅くなると、排水能力が低下し、スリップしやすくなるため雨の日や雪の日には危険が増します。車検では、溝の深さが法定基準を満たしているかが確認されます。もし下回っている場合、タイヤは交換が必要となり、車検を通過することはできません。

次に、タイヤのひび割れや変形も重要な点検項目です。

タイヤにひび割れがあると、走行中に破裂の危険が高まり非常に危険です。タイヤが偏摩耗している場合も、正しい走行ができなくなります。摩耗の仕方に偏りがあると、タイヤが不均等に減ってしまい最終的にタイヤの寿命を縮めてしまいます。

タイヤの表面やサイドウォールにひびや亀裂がないか、変形していないかを確認することが求められます。

さらに、タイヤの空気圧も車検の点検項目となっています。

適切な空気圧の状態ではない場合、タイヤの性能が発揮できず、燃費が悪化したり、タイヤの寿命が短くなります。過剰に空気圧が高いとタイヤが硬くなり、路面との接地面積が小さくなってグリップ力が低下します。逆に空気圧が不足しているとタイヤが過剰に摩耗し、異常な熱を持ちやすくなるため、破裂の原因にもなりかねません。

このように、タイヤの状態は、車の安全に直結しているため車検の際にしっかりとチェックされますので、車検を通過するためにも日常的にタイヤの状態を確認するようにしましょう。

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